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残高は常に合わせておく。これ記帳を正しく行うコツです
前回は記帳する順番として未決済取引をまず記帳して、その後に現金や預金の動きを記帳するのが、経理的にも経営的にも効果的ですよーという話をしました。 今日は上記考えのベースにある「残高は常に合わせておく」ということの重要性についてお話します。... -
記帳する順番は未決済取引からの消込(決済取引)がオススメ
帳簿に記帳する取引としては、売上や仕入、経費など色々ありますが、それらを皆さんはどのような順番で記帳されていますか? どのような順番で記帳したとしても、最終的にすべてちゃんと記帳出来ていれば問題はありませんが、記帳方法によってミスが起きや... -
売上が小さいうちはとにかく固定費を掛けないのが鉄則
事業を始めたばかりの方に特に言えることですが、売上が小さいうちに固定費を掛け過ぎるとすぐに資金繰りに困ることになるので、出来るだけ固定費は抑えましょう。 これだけ言うと基本的なこと過ぎて逆にピンとこないかもしれませんが、これが出来ていない... -
契約(合意)なしの業務開始は超危険【売上代金の未回収リスク】
今日は売上代金の未回収リスクについての話しを少し。 皆さんは業務開始前にクライアントと契約書を交わしていますでしょうか?契約書じゃなくてもメールやチャットツールでのやり取りでもOKです。もし、そういった何らかの合意した証拠を残していないので... -
個人と法人の取引が個人口座と法人口座で混在している場合の記帳方法(実質所得者課税の原則に準拠)
個人と法人それぞれで事業を行っている方で、たまに個人口座と法人口座が混在してしまっている方がいます。基本的には個人の取引は個人口座で行い、法人の取引は法人口座で行っていれば、記帳も特に困ることはないのですが、それが混在していると記帳もか... -
家族を役員ではなく従業員にするという選択肢(ただし、みなし役員・特殊関係使用人規程に注意)
法人の節税対策をする上でよく出てくるのが配偶者や親などの親族を非常勤役員にして、多少の役員報酬を支給することで、所得分散を図り節税するという手法です。 もちろんこのやり方も簡便でかつ節税効果もあるので良いのですが、場合によっては親族を役員... -
社会保険料削減の観点からは賞与は年1回払いがオススメ
先日賞与を活用して社会保険料を削減する方法についてお話しましたが、今日はその応用編です。 上記記事では、夏冬の年2回の賞与を前提にお話しましたが、社会保険料をもっと削減したい場合には賞与は年1回で纏めて払うのがオススメです。 なぜなら、賞与... -
賞与を使って社会保険料を削減する方法とその効果、利用時の注意点
ご存じの方も多いと思いますが、会社員が負担することになる健康保険料・厚生年金保険料については、賞与で支給する場合の上限が割と低く設定されているため、この仕組みを利用して社会保険料を削減することが出来ます。 本記事では、この賞与を使って社会... -
決算前に残った利益、節税のために使うべきか、残すべきか
前回下記記事で納税予測についてお話しましたが、本記事では当期の利益が残りそうな場合に、それを節税等のために使うべきか、若しくは残しておくべきか、の私なりの判断基準についてお話したいと思います。 この残った利益をどうするか問題も決算前にはよ... -
納税予測はお金と心の準備のために大切。節税や次のアクションにも活かせる。
皆さんは納税予測はしていますか? 納税予測というのは、「決算が締まる前に今期の税金がどれくらいになるか」を試算する作業のことを言います。個人であれば12月決算なのでその前に、法人であればそれぞれ設定した決算月の前までに行います。決算月を超え...