個人事業主・フリーランスになるなら安定収入は確保しておいた方が良い

最近は個人事業主やフリーランスとして仕事をするのも一般的になりつつあるので、そういった方向でキャリアチェンジを考えている方もいるかもしれませんね。そういった方々に一つアドバイスをするとすれば、「安定収入は確保しておいた方が良い」ということです。

目次

独立開業直後は不安やストレスとの闘い

独立開業直後から大きな売上を得られる方はかなり少数派でしょう。中には、開業しても数か月売上がゼロという方も全然いると思います。

そんな厳しい状況の中、将来に向けて色々と仕込みをすることになります。事業立ち上げ、集客、人脈作り、HP・ブログ・SNS運営、経理等々。その過程では、どうしても各種経費も必要になってくるので、コストが先行し、貯金はどんどん目減りしていきます。

当然生活もあるので、毎月の生活費として数十万円がかかってきます。家族がいればもっと大きな金額が必要になるでしょう。会社員のように毎月固定で給与があるわけではないので、売上がなければ単純に生活費+先行投資の経費が支出として出ていくばかりの状態です。

このような状況が数か月続くと精神的にはかなりきつくなります。このきつさは、頭では理解していても、実際体験すると結構なストレスになります。私の場合は、独立直後から最低限の仕事は確保していたのでまだマシだと思いますが、それでも将来の売上作りへの不安やストレスで、精神的にもすり減っていく感じがありました。

安定収入があると精神的なゆとりが生まれる

独立開業直後は上記のような不安やストレスとの闘いになるので、最低限生活していくだけのお金を稼げるぐらいの仕事は確保しておくことをオススメします。そうすることで、精神的な余裕が生まれ、売上の見通しがあまりたたない中でもなんとか踏ん張っていけると思います。

もちろん、自分がやりたいこと以外の仕事ばかりをしていれば、当初自分が思い描いていた状態に一向に近づけないので、生活費を稼ぐための仕事は最低限として、残りの時間はすべて将来のために行動するという感じが良いかなと思います。

自分の時間すべてを将来のために使うわけではないので、その分夢や目標を達成するのが遅れてしまうかもしれませんが、独立開業するのであれば、最低限の収入は確保しておくという守りの意識も重要です。そうすることで、精神的な余裕も生まれ、将来に向けた行動をするための活力や精神的な余裕も生まれてきます。

まとめ

独立開業後の数か月は不安やストレスとの闘いでもあります。その間踏ん張って頑張るためにも、安定収入を確保しておくことは非常に有用です。

安定収入をどのように得るかは悩ましい問題ですが、例えば前職で非常勤として雇ってもらったり、最悪バイトでもいいかなと思います。全くの無収入よりかは、定期的に収入を得る手段は何らか持っておくことが重要かなと思います。独立開業後は攻めと守りのバランスが重要ですね。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次