freeeを使っていて実際に経験したITトラブルとその対処法【タイムラグ・同期エラー】

私は自分の経理はfreeeで記帳していますし、お客さんの分も特に希望がなければfreeeで記帳しています。

そのため、freeeを触らない日はほぼないぐらい使っているのですが、これまでfreeeを使っていて少なからずITに関するトラブルや障害のようなものを経験しています。

freeeはクラウド会計であり、便利な反面、障害や不具合などが発生することもゼロではありません。

私と同じような経験をされた方の参考になればということで、本記事では私が経験したITトラブルの内容やその対処法、またITトラブルに対する心構えなどについてお話しようと思います。

目次

これまでに経験したITトラブルの内容とその対処法

自動で経理の反映が遅い?【タイムラグ】

これはつい最近のことです。

自分の経理をしている時に、信金口座から取得した明細が「登録する」まで設定している自動取引ルールに合致しているのに、なぜか仕訳の登録が行われていなかった(取引の一覧に残ったまま)のです。

取引の一覧画面に行くと、「自動取引ルールに合致しました」と出ているのに、なぜか登録されていません笑

その時は意味不明でしたが、ちょっと時間を置くと今度はちゃんと登録されていました。

また、上記で仕訳の登録自体は完了したのですが、今度は登録された仕訳がfreeeホーム画面の「登録残高」に反映されていませんでした。

この時点で、なんとなくタイムラグ的なこともあるのかなと思って放置していると、数分後に「レポートの集計が完了しました」という表示の後に、ホーム画面の登録残高にもちゃんと仕訳が反映されていました。

この件について、後日freeeのサポートに問い合わせたところ、上記の作業時に「レポートの集計に通常よりも時間がかかる」という障害が起きていたようで、私の不具合もそれが原因であることが分かりました。

「不具合が起きてるならユーザーにお知らせしてー(泣)」と個人的には思いましたが、こうした不具合も起こり得るということで、何らかの不具合が生じた際は、少し時間を置いてみるというのがよいかもしません。

銀行口座の同期が一時的に使えない?【同期エラー】

お客さんのAPI連携している銀行口座で同期エラーが発生し、一時的に同期ができないことがありました。

この時は同期自体が出来なくなってしまったため、freeeのサポートに問い合わせをしました。

原因を調査してもらったところ、結論としては「同期の際に古い明細を取得しようとしており、誤取り込み防止機能でエラーとなっていた」ということでした。

同期エラーが生じる原因については、銀行口座やクレジットカードでも違いますし、銀行(カード会社)によっても変わってきます。さらに言えば、そもそも決済手段側(銀行・カード)に原因があるのか、freee側に原因があるのかなども、調査をしてみないと分かりません。

今回問い合わせをして初めて知ったのですが、freeeでは明細の誤取り込みを防止するために、誤取り込みの可能性がある場合は同期を一旦ストップする仕組みがあるみたいです。今回の件もその機能が作動したことにより、同期が一時的にできない状態になっていました。

調査の結果、同期を再開しても問題ないことが分かったので、同期を再開してもらい現在は問題なく稼働しています。調査に要した日数は、2~3日といった感じで、結構すぐに解決したのでその点はとても助かりました。

口座の同期が一時的に利用できない状態となった場合は、freeeの誤取り込み防止機能が作動している可能性があります。この場合、自分で解決することは難しいので、すぐにfreeeのサポートに問い合わせをしましょう。

ITトラブルへの対処と日頃から気を付けること

困ったときはfreeeのサポートへ問い合わせる

freeeでは基本的な操作方法からトラブルシューティングまで、公式ページで色々な説明がなされています。

これらのページを見て自分で解決できる場合はそれが一番手っ取り早いとは思いますが、それらでは解決できない不具合があった際は、すぐにfreeeのサポートへ問い合わせをしましょう。

障害などがあった際は自分ではどうすることも出来ませんし、自分で無理に解決しようとするとさらに悪化させてしまう可能性もあります。

餅は餅屋ではないですが、困ったときは素直にfreeeのサポートを受けることをオススメします。

口座の同期は小まめに行う

特に同期エラーについては、日ごろから小まめに同期しておくことが大事になってきます。

長期間放置してその間同期エラーで明細の取得が出来ていなかった場合、手作業での記帳が必要になるなど、経理への影響も大きくなります。

そのため、個人的には最低でも月一ぐらいでは同期をしておくことをオススメします。

そのぐらいの頻度で同期していれば、万が一同期エラーが生じたとしても、経理への影響を小さくとどめることが出来ます。

また、銀行やカード会社と連携して取得できる期間には、〇か月以内などの制限があるため、取り込み漏れを起こさないという意味でも、定期的に同期をすることにはメリットがあります。

まとめ

本記事では私がfreeeを利用していて実際に経験したITに関するトラブルや障害についてご紹介しました。

実際今回のような事象に合う可能性はとても小さいとは思いますが、いざ自分がその状況になった時でも慌てずに対応できるように、ちゃんと心構えをしておくとよいかと思います。

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