言いたいことが言えないチーム・組織はナンセンス!失敗を恐れない勇気・雰囲気作りが大切

たまに思います。言いたいことをお互いにちゃんと言わないチームってイケてないなと。仕事をするときは余計な気遣いや遠慮はむしろマイナスで、その仕事で成果を出すためには、お互いに気づいたことや、より良くなることはどんどん発言する方がいいと思います。

もちろん仕事とはいえ、一人の人間対人間なので、相手への礼儀やマナーを欠いてはいけません。その最低限のマナーを守った上で、仕事で最大限の成果を出すためには積極的に自分の意見を発信するべきだと思うのです。それがクライアント、自分たちのためになります。

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言いたいことが言えないとどうなるか?

言いたいことが言えないと、例えば以下のようなマイナス影響があります。

  • 良いアイディアが生まれにくい。
  • 成果物のレベルが低下しやすい。
  • 相互牽制が働きにくい。
  • チームメンバーの能力が上がりにくい。
  • チーム内の一体感が生まれにくい。

チーム内で積極的な意見交換を行い、建設的な議論をすることで、良いアイディアが生まれ、仕事の成果物のクオリティも高くなります。そして、その過程で、チームメンバーの能力やスキルは向上し、メンバー間での信頼や一体感が生まれてきます。言いたいことが言えないと、チーム内での意見交換や議論がないので、こうした効果が得られないことになります。

言いたいことを言うということは、時として相手を嫌な気分にさせてしまうこともあるかもしれません。でも、それを気にして、言うべきことを言わないというのは、仕事をする中においては、とてもナンセンセンスなことだなと思うのです。

もちろん相手への礼儀やマナー、敬意を欠く行為は絶対していけません。相手のことを思いやりつつ、チームで良い成果を生み出すために、必要な議論や意見交換を行うのです。

言いたいことを言うために必要なこと

失敗を恐れず発言する勇気

言いたいことを言うというのは、簡単なことではありません。私も社会人生活を10年以上してきて、それはよくわかります。特に会社という組織に属している場合には、厳格な上下関係があり、また昇進や評価などの人事評価もあるので、下手なことは言わずに平穏に過ごしたいと思う人も多いことでしょう。かくいう私もそのような感覚になってしまう時もよくあった気がします。

ただ、良い仕事をするという意味では、気付いたことや、より良くなるかもしれないことがあれば、積極的に発言した方が望ましいです。もしかしたら全然見当違いなことかもしれません。逆に自分が間違っているかもしれません。でも、そうだとしてもその失敗は自分の糧になりますし、もし自分が合っていればその発言はチームや組織にとってとても歓迎されるでしょう。

なので、失敗を恐れず発言する勇気がとても大事になります。失敗がちょっと怖いと感じた時に私がよく取る心構えが、「これはチームのため」「クライアントのため」「良い仕事をするため」ということを心の中で考えることです。これを強く意識することで、積極的な発言をすることが出来ます。もちろん、時には自分の発言が間違えていて、後で誤ることもあります(笑)でも、それはチームや仕事のためを思ってした行為なので、私はそこまで気にしませんし、その失敗は自分自身の成長に繋がっていると感じています。

積極的な発言を良しとする雰囲気づくり

発言者が自分で勇気を持つことも大事ですが、それと同じぐらい大事なのが、チーム全体での雰囲気作りです。いくら自分が勇気を持ったとしても、チームや組織全体が「意見を言うことは良くない」(これは極端ですが・・・)というような雰囲気だとさすがにきついと思います。

なので、チームや仕事のためを思っての積極的な発言は大歓迎!ぐらいの雰囲気をちゃんと明示する必要があると思います。言わなかったり、言葉として明記していないと意味はありません。誰でも意見出来るように、組織全体でオープンな雰囲気作りがとても大切です。

雰囲気作りだけではなく、社内環境や、人事評価などハード面でも積極的な意見交換が行われるような工夫をすることも効果的だと思います。

こうした改善や工夫は、主に会社の経営層や管理職が積極的に動く必要があります。なぜなら若手にはそのような権限がないからです。会社のマネジメント層がこうしたソフト面・ハード面の改善をすることで若手も「あ、自分は積極的に発言していいんだ」と思ってくれるはずです。

普段からのコミュニケーション

また、基本的なことではありますが、普段からのコミュニケーションもとても大切なことだと思います。いくら仕事を通しての人間関係だったとしても、そこには一人の人間対人間という人間関係が根底にあるので、その人間関係が良好であればあるほど、仕事でもよい関係を構築できます。

普段からのコミュニケーションの方法としては、雑談やランチ、散歩、飲み、レクリエーションなどなんでもいいと思います。社内で顔を合したときに1言、2言交わすだけでもでも全然変わってくると思います。無理に何かイベントをする必要はありません。「最近どう?」「お疲れ!」と軽く言葉をかけるだけで良いのです。そうした普段からの何気ないコミュニケーションが、その人との関係性をより良くしてくれるはずです。

まとめ

私は会社員(経理・経営企画)や公認会計士(監査法人)、税理士(税理士法人)として、これまで多くのチームで仕事をしてきました。今回の話も、これまでの経験からの実体験に基づくもので、やはり良いチームでの仕事は仕事の成果も良かった気がします。そして、やりがいもより多く感じていた気がします。

クライアントに満足してもらうため、そして自分や仲間のためにも、言いたいことは言う、言えるチームにするということを大切にされると良いかなと思います!とはいえ、実際は難しい場面もあると思うので、まずは出来る所からで十分です。無理する必要は全くありませんので^^

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