報連相はビジネスの基本。それは独立してからも変わらない

会社員時代に「報連相は大事だぞ」とよく聞かされていました。上司への報告、関係者への連絡、同僚への相談など、自分一人で仕事をするのではなく、その仕事に関わる方々への報連相が大事であると。

「報連相」が大事なのはその通りだと思います。そして、それは会社員に限らず、独立してからも同様です。むしろ、独立してからの方が報連相がより重要になるのではないかと思います。

目次

報連相はビジネスの基本

まず、報連相はビジネスの基本であるという点について。

仕事は誰かからの依頼に基づいて、商品やサービスを提供して、満足して頂き、その対価を得ることで成立します。

その過程では、「お客様への営業→商談→受注→商品やサービスの提供→請求→代金回収」という流れがあり、多くの方が関与することになります。例えば、自分が営業マンだったとして、お客様(担当者・上司)、自分の上司、自分のサポートをしてくれる営業事務、請求関係では自社の経理など、多くの方が関与することになります。

それら関係者の中で、円滑なコミュニケーションを実施するためには、適時適切な報連相が大事になってくる訳です。特にお客様への報連相は超重要です。

独立してからも報連相が大事な理由

ビジネスの本質は変わらない

まず、独立してからも仕事の本質が変わる訳ではありません。もし同じ業界・業種の仕事をしているのであれば、提供する商品やサービスは同じなわけで、会社員時代と同じように、その仕事に関与する方々への報連相を大事にする必要があります。

独立してからは自社の社内コミュニケーションが無くなるだけで、相手先とのコミュニケーションの内容に変わりはありません。会社員時代に自分がしていたように、高品質なコミュニケーションをとっていけばよいのです。

独立すると、会社ではなく人になる

会社員時代は、その人とビジネスをしているというよりは、会社 対 会社でビジネスをしています。そのため、そのビジネスの両者の担当者のコミュニケーションも、最終的には会社 対 会社のコミュニケーションという位置づけになります。

しかし、独立してからは、自分の側は会社ではなく自分自身になるので、そのコミュニケーションの結果もすべて自分に返ってきます。良いコミュニケーションをとればお客様との関係はよくなるでしょうし、悪いコミュニケーションをとれば、一気に信頼を失うことでしょう。

そのため、独立してからは、より一層「報連相」が大事になってくるわけです。特に、お客様への適時適切な報連相はとりわけ重要で、逆にそこをしっかり押さえていけば、相手からも信頼され、その積み重ねでビジネスも安定していくことでしょう。

まとめ

個人事業主として独立すると、会社員時代のような言い訳は通用しなくなります。自分の行いがすべて自分に返ってくるので、一つ一つの作業を丁寧に行うことが大事です。とりわけ、お客様や関係者への報連相は、相手との信頼関係を構築する上でも超重要なことだと思います。

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