FF9(switch版)のクリア後の感想【絵本のようなファンタジーRPG/エーコが可愛い】

最近は仕事の息抜きにFF9をプレイして遊んでいました。クリアしたのでクリア後の感想を書きたいと思います。

FF9が発売されたのは2000年でプレイステーション1で発売されました。それが2019年にswitchに移植されて、自分がクリアしたのはswitch版です。

クリアした率直な感想としては、どこかのレビューで書いてあった「絵本のような作品」というのがまさにその通りだなと思いました!ファンタジー色の強い世界観、可愛くデザインされたキャラクター、やさしいストーリー、そんな印象のある作品で、クリア後はほっこりしました^^

本作品のどんなところが良かったか、もう少しお話します!

目次

FF9(switch版)の良かったところ

絵本のような世界観・デザインが良かった

本作は本当にかわいらしい作品でした。城や町、村などの風景、デフォルメされた可愛らしいキャラクター達、人間以外の住人や生き物、そんな彼らが織りなす冒険ファンタジーは、まるで絵本のような作品だなと感じてしまいます。

城下町を散策する黒魔導士のビビ

風景やキャラの造形もさることながら、城のお姫様であるヒロインと盗賊団出身の主人公が世界の危機を救うというストーリーや、道中のイベントもその世界観を満足感のあるものにしていたと思います。

本作のヒロインのお姫様

最近のゲームと比較すると、ちょっと優しすぎる世界観だったり、退屈と感じてしまう部分があるかもしれませんが、もし時間があるなら是非ともプレイして、この絵本のような作品を満喫して頂きたいとオススメできる作品です^^

みんなで冒険している感があって良かった

本作はストーリー的にも序盤から色々な場所をめぐることになります。道中様々な苦難が立ちはだかる中、仲間たちと力を合わせて苦難に立ち向かうストーリーは、まさに冒険ファンタジーといった感じで、いい感じでした。

他のRPG作品でも世界中を冒険する作品は多いと思いますが、本作でなぜ特にそのように感じるのか考えると、本作では自分たちの意思で動いているというよりも、周りの環境や運命によって、否が応にも冒険をさせれている感じなので、その数奇な運命がハラハラドキドキ感を醸成して、みんなで冒険している感をより強く感じさせてくれるのかなと思います。

危険な森に迷い込んでしまう主人公たち
飛行船での空の旅も

愛らしいキャラクター達

本作の特徴として、デフォルメされたような可愛らしいキャラクター達の存在があります。デザインももちろん可愛らしいのですが、各キャラの性格や、キャラ同士の掛け合いが「おもろ可愛い」という感じで、プレイしながらクスっとしてしまう場面も多いです。

そんな場面が随所に見られるため、プレイするうちにどんどん各キャラに感情移入することが出来て、本作への没入感を高めてくれているなと感じます。

ビビを応援するお姫様
本作ではモーグリもいっぱい登場します

特にエーコが恋する乙女で可愛かった

どのキャラも個性があって、みんな好きになれましたが、個人的にエーコが特に好きでした。エーコの小さくて可愛らしいデザインも良かったですし、主人公に恋心を抱いて、主人公の気を引こうと色々画策するのが見ていてとても可愛らしかったです。

なぜかよく引っかかるエーコ
主人公の気を引くために料理を振る舞うエーコ

戦闘・育成なども楽しかった

ここまで、世界観やストーリー、キャラなどの話をしてきましたが、本作のゲーム性の部分も結構楽しめました。RPGといえば、戦闘や育成も重要なポイントです。

その点、本作の戦闘は基本的には昔ながらのATB(※)で、物理攻撃と魔法攻撃、回復を状況を見ながら選択していく感じです。各魔法もFFならではの魔法ばかりなので、馴染みがあるものばかりですんなり楽しめました。

(※)基本的にATBといったのは、本作でのATBでは、敵味方の戦闘エフェクト中も相手の時間が流れているので、あまりATBの意味が無いように感じたというか、ちょっと独特だからです。

また、育成という面では、普通に戦闘を重ねてレベルを上げていくというのはもちろんありますが、それに加えて、各武器にアビリティが付いていて、戦闘後に獲得できるAP(アビリティポイント)を一定値ためることでそのアビリティを習得していくというシステムになっています。このアビリティは魔法や技など色々なものがあって、それらを習得していく作業は、何とも言えない中毒性があって楽しめました。

ボスに苦戦した場合でも、このアビリティの組み合わせを変えることですんなり倒せるようなこともあって、戦闘やアビリティなどの育成は総じて楽しめました。

FF9(switch版)の微妙だったところ

20年前の作品なのでそこはご愛嬌

本作は言っても、20年前の作品です。ストーリーにあまり刺激がない部分や、戦闘のもっさり感、真新しさがないのはしょうがない部分かなと思います。本作をプレイする場合には、20年前の作品であるということを知った上で、遊ぶようにすると、期待外れのような感覚にはならないかなと思います。

逆に20年前の作品でここまで面白いと思えるのは、やはりそれだけストーリーやゲーム性などの完成度が高いということなのかなと思います。

本作のクリア時間

本作のクリア直前のセーブデータは下記の通りです。クリア後のセーブは残せないので、クリア直前までのセーブデータとなります。途中何度か全滅してやり直したりしているので、クリアまでの時間とやり直しの時間も考慮して、約40時間ぐらいはプレイしたかなという感じです。

クリア直前のセーブデータ

まとめ

FF9は最近の作品と比べると、ちょっと刺激不足な作品かもしれませんが、世界観やストーリー、キャラ、戦闘・育成など、とてもバランスが良くて、完成度の高い作品だなと思いました。

絵本のようなファンタジーRPGが好きな方であれば、是非プレイをオススメできる作品です!

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