freeeアプリでレシートとかを撮影してアップロードする機能ってめっちゃ便利ですよね。記帳代行を請け負っている税理士の立場からすると、お客さんとの証憑のやり取りがすごく手軽になるのでめっちゃ重宝してます。
ただ、うまく撮影しないときれいにアップロードされないこともあって、今日はカメラで撮影するときの注意点などについてお話します!特に、税理士に記帳代行をお願いしている方など、記帳している方が別という方は是非ご覧ください!
freeeでレシート類をスマホのカメラで取り込む時の注意点
横向きの資料は横向きのままで撮影する
これは個人的に一番お伝えいしたい注意事項です!
横向きの資料は横向きのまま撮影しないと記帳するときにかなり面倒なんです。。。
撮影等でfreeeにアップロードしたファイルは、ファイルボックスという箱の中に格納され、記帳するときには「連続取引登録」というところからバシバシ記帳していくことになります。横向きの資料を横向きのまま撮影すると、以下のように普通に見やすいのですが、

これを縦で撮影してしまうと、以下のように縦向き資料と認識され、縦向き資料と同じような見え方になります。一応以下画面の中で画像の回転もできるので再アップロードの必要はありませんが、こういう写真が多いと、毎回回転作業のために何クリックもする必要があって、地味に大変なんです。。。

記帳する人が効率的に記帳するためにも、横向きの資料は是非横向きのままで撮影をお願いします!(ご自身で後からアップロードしたファイルを見る時も回転作業が必要になるので、その時もめんどくさいと思いますよ!)
画像認識をさせた上で撮影する
次にこれも結構あるあるなんですが、カメラで撮影するときには余計な余白や背景なども移さないように画像認識機能が働きます。画像認識機能にうまく対象物を認識させると、きれいにレシート等がアップロードできるのですが、ちゃんと認識させないと結構見づらくなります。
例えば、遠目から撮影すると、画像認識機能が働かず、そのままアップロードされます。これだと資料の内容が分かりませんよね?一応拡大も出来るので見ることは可能ですが、先ほどの向きの問題と同じように、何度も拡大するのは正直面倒です。。。

上記の写真をうまく画像認識させるためには、カメラで撮影するときに↓のような紫色がちゃんと対象物と合っている時に撮影する必要があります。この紫色は距離や角度、明るさ等でピコピコ動いているので、うまくはまった時に撮影ボタンを押します!

画像認識機能が上手くはまった状態で撮影できると、以下のようになります。うん、めっちゃ見やすいですね!

金額・内容・日付が含まれた状態で撮影する
次に、アップロードするファイルは、ちゃんと金額・内容・日付が含まれている必要があります。
仕訳を登録するときには、金額と取引内容(相手先や売った買ったの内容)、取引の日付の3つを登録するのが原則だからです。
対象物を撮影するときは、部分的に撮影するのではなく、対象物全体を画像認識機能がはまるように撮影しましょう!そうすれば上記のような問題もそもそも起きないので。
画像がぼやけていないか要注意
次は画像がぼやけていないかも要注意です!

上記の写真だと全く内容が分かりませんね。。。
写真がぼやけてしまったときは、その写真は削除してもう一度撮影しましょう。
重複撮影に要注意
最後に、重複撮影に要注意という点です。
重複した写真をアップロードしてしまうと、記帳も二重になってしまうので、過大計上としてミスになります。
重複撮影になってしまう理由としては大きく下記の2つが考えられます。
- 撮影ミスした写真を削除しないで、もう一度撮影した。
- 同じ取引内容の資料を誤った理解でどっちも撮影した。
上記①は撮影ミスをした写真はちゃんと消しましょうということで解決です。
上記②は、例えば、領収書とクレジットカードの控えや、suicaを利用して購入したレシートとsuicaチャージの明細などです。どちらも同じ取引内容が重複していることになるので、アップロードする画像は、1取引1種類にしましょう。
重複していることに記帳している人が気付けばフォロー可能ですが、何十枚、何百枚と記帳していると、それらの重複を完璧に防ぐのはなかなか難しい時もあります。
なので、そもそも重複アップロードしないように気を付けましょう!
こんな使い方もありますよ!
ここからは、カメラ撮影機能や格納先のファイルボックスの機能とかで、便利な機能や知っておくと便利な豆知識についてご紹介します!
A4サイズでもアップロード可能(複数枚でもOK)
このアップロード機能は、レシート類の撮影・アップロードの主眼が置かれていますが、A4サイズの請求書とかもアップロード可能です。しかも2枚とか複数枚でもOKです。
A4請求書をアップロードするとこんな感じです↓

A4サイズの場合は、画像の拡大作業が必要にはなりますが、記帳する分には全然問題ありません。
ただ、A4サイズの場合は、画像認識機能をちゃんとはめてきれいに撮影しないと、画像がぼやけてしまったり、見づらくなってしまうので、その点は要注意ですね。
スマホアルバムからもアップロード可能(スクショでもOK)
スマホからアップロードという意味では、カメラ撮影以外にも、アルバムからのアップロードも可能です。アルバムからアップロードするときは、アプリ下側の「取引」→「ファイルボックス」→右上の「+」→「アルバムから読み込む」で写真を選択できます。

アルバムから選択できるので、スクショのアップロードもOKです!
例えば、メルカリで販売した情報はfreeeに連携出来ませんが、取引画面のスクショとかを取って、それをアップロードすれば売上の証憑としてはバッチリです!金額・取引内容・日付もすべて含まれています。

PCからも格納できる
最後に、ここまでスマホアプリでの利用を前提に話していましたが、PCブラウザからのアップロードも出来ます。
PCブラウザからアップロードするには、「取引」→「ファイルボックス」と行き、「ファイルをここにドラッグ&ドロップ」の場所にファイルをひょいっと入れるか、ファイルを選択すればOKです。

PCの中に請求書等のデータがある場合などでは、PCからファイルを入れる方が手っ取り早かったりします。
まとめ
以上、freeeでレシート類をスマホのカメラで取り込む時の注意点についてでした!
参考になりましたら幸いです。