法人番号からインボイスの登録有無を調べる方法【法人のみ】

取引の相手側がインボイスに登録しているかどうかについて、法人については法人番号(法人設立時に国税庁から指定される13桁の番号)が分かれば、インボイスが無くても調べることが出来ます。

本記事ではその方法について解説します。

目次

法人番号からインボイスの登録有無を調べる方法

【調べ方】法人番号を調べてインボイスの検索サイト検索する

調べ方の手順としては以下の通りです。

  • 相手先の法人番号を国税庁の検索サイトで調べる。
  • 上記で調べた法人番号をインボイスの検索サイトで検索する。

上記②で対象会社が表示されれば登録済みということです。この流れを実際にやってみましょう↓

まずは法人番号を調べる↓(私が代表を務める会社を例示にしています)

法人番号が「7010001226181」であることが分かりました。次にインボイスの検索サイトでインボイスに登録されているか調べます↓

対象会社がインボイスに登録していれば上記のような画面になり、令和5年10月1日にインボイスの登録が完了していることが分かりました。

もしこの時インボイスに登録されていなければ以下のような画面になります。

法人番号からインボイスの登録有無が分かる理由

なぜ上記の方法でインボイスの登録有無が調べられるのかというと、インボイス番号(登録番号)は「T」(ローマ字)+法人番号(数字13桁)となっていて、法人番号がインボイス番号にも使われているからです。

申請後すぐはインボイスの検索サイトに載らないのでタイムラグに注意

なお、インボイス番号はインボイスの申請から登録までに1か月~2か月程度かかることもあり、相手先のインボイスの登録申請から間もない場合には、インボイスの検索サイトにまだ反映されていない場合もあります。

そのため、上記のようなタイムラグがあることには留意が必要です。

相手先が登録していることが分かっている場合には、期間を空けて再度確認するか、相手先から再度連絡をもらうようにしましょう。

個人のインボイスの登録状況は相手に確認するしかない

本記事でご紹介している方法は相手先が法人の場合にのみ使える方法です。相手先が個人の場合は、相手先に確認するしかありません

なぜなら、個人のインボイス番号は、番号の構成としては法人と同じ「T」(ローマ字)+数字13桁となっているものの、この13桁の数字は、マイナンバー(個人番号)や法人番号とも重複しない事業者ごとの番号となっているためです。

まとめ(これを知ってると結構便利)

今回ご紹介した方法を知っていれば、インボイスが無くても、相手先のインボイスの登録状況が確認出来るので結構便利です。

インボイスが無くて不利益を被るのは受け取った側なので、漏れなくしっかりと対応していきましょう!

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