今の課題は担当者の採用・育成と属人性の排除

今日は最近感じている当事務所の経営課題について。

当事務所では、今は私がお客様対応をして、記帳や申告書のドラフトなどはスタッフにお願いしています。融資や相続などのスポット業務、新規顧客対応などは難易度が上がるため私が基本すべて対応しています。顧問先は30~40件ぐらいあって、それを私とスタッフ1人で回しているような感じです。

現状なんとか残業などはせずに回せていますが、今後さらに顧問先を増やして規模を拡大していく場合には、私以外にお客様対応ができる人材を増やさないと無理だろうなと感じています。ただこれがそう簡単ではなくて、お客様の対応で求められる知識や経験は幅広くて、お客様を満足させられるだけの対応ができる人となるとまー難しいわけです。採用するにしても、教育するにしても。

とはいえ、今の形だと感覚的には売上2千万~3千万が限界だろうと感じているので、これ以上大きくするなら窓口対応ができる人材の採用・教育は必須。業績的にもそうですが、それとは別に自分の知見を次の世代に残して、社会に対してプラスの価値を提供していきたいという思いもあるので、人材への投資ということについても今後じっくり考えていきたいと思います。

もう一つ感じている経営課題が属人性の排除。1つ目の課題にも関連しますが、今は私の知識や経験をマニュアルやチェックリストなどに落とし込めていないので、業務の品質にムラがある気がしているし、今後人を増やしていけばその傾向はさらに顕著になる気がしています。なので、誰がやっても一定の品質のサービスを提供できるようにマニュアルやチェックリストの整備をしないといけないなと感じています。

業務の進め方に指針があるというのはスタッフの立場から見ても安心するだろうし、事務所全体の業務効率化にもつながるかなと思います。OJTで毎回教える必要がなくなったり、知見がマニュアルに集約されていって、どんどん洗練されていくだろうし。

人材の採用や教育、マニュアル等の整備は忙しくなってからでは対応できないので、今から少しずつでも進めて、来年には少しテコ入れをしようかなーって感じで考えています。

以上、今私が感じている経営課題についてでした!こうした地道な経営改善の努力が競争力を高めることにつながると私は考えているので、皆さんも課題に感じていることがあれば、地道に改善していきましょう。

※サムネ写真は山口県の角島大橋です。今年の夏に実家にバイクで帰省した際にプチツーリングして撮影したものです。島までまっすぐ伸びた橋と海のコントラストがとてもきれいなので興味がある方は是非。本記事には何の関係もありません笑

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